2014年10月31日
藻場再生活動をしました!!
10月27日に福岡市漁業協同組合弘支所で海のゆりかごを守ろうと藻場再生活動をしました!!
海藻が作る茂みは、波や潮流による水の流動をやわらげるとともに、産卵場や稚魚に、外敵から身を守る隠れ場所を与えます。それが海のゆりかごと呼ばれるゆえんです。
今回はクロメという大型海藻の再生活動を行います。
このクロメという海藻はなんと・・・アワビやサザエの大好物でもあるのです。
アワビやサザエは海藻を食べてすくすく育ちます。
さてどうやって藻場をつくればいいのかというと・・・
海藻の種をまく・・・といっても海藻に種はないので胞子をまくのです。
まず海にもぐって海藻を手作業でとります。
刈り取った海藻のクロメです。
この海藻の白い部分に胞子がつまっているのです。
このクロメを干す!?
実は、海藻はかげ干しすると胞子をよく放出するのです!
干したクロメをネットに入れて
ひもをつけて、
海中投入!!
海中でクロメが胞子を出してからネットを引きあげるのです。
これぞ、海藻の種まき!いえいえ、胞子まきです。
いっぱい干されていた海藻が、
ほら、スッキリ
春には、こんなきれいな藻場(イメージ画)ができるのです。
(注意:これはホンダワラという大型海藻の藻場です。志賀島で撮影しました。)
博多湾で魚がいっぱい育ちますように。
おいしいサザエやアワビが育ちますように。