2015年5月29日
博多湾漁場クリーンアップ作戦を実施!
5月23日(土)、青壮年部のメンバー約60名が32隻の漁船に乗って「博多湾漁場クリーンアップ作戦」を行い、4トンコンテナ4台分の海底ゴミを回収しました。
今年で、15年目になる「博多湾漁場クリーンアップ作戦」
- 「博多湾漁場クリーンアップ作戦」とは?
- 海と共生し、生活の場としている漁業者にとって大切な漁場である博多湾。しかし、都市化した河川からの流入などによって、毎年博多湾の海底にはゴミが増え続け、誰かが回収しない限り、漁場環境は悪化していきます。
そこで立ち上がった青壮年部。「このままではいけない!!海に生きる者として、海を守り、美しい海を次の世代に引き継ぐ使命と責任がある」と一丸となって、平成13年から毎年実施している海底清掃活動です。
朝、穏やかな天気の中漁船に乗り込みさっそく活動開始!
美しい福岡の街並みをバックに、博多湾の海底に網や桁(ケタ)を投入し、ごみがひっかかるまで船を走らせます。
普段は漁に使う網には小さなゴミが、桁には大きなごみがひっかかります。
このように桁の突起部分に海底のゴミがひっかかるので、それをどんどん引き揚げていきます。
時には、数人がかりでないと引き揚げられない巨大なゴミもひっかかります。
今回最も苦労したのが、この巨大なワイヤーの引き揚げでした。
漁具以外に、空き缶やペットボトルなどの家庭ごみ、バッテリー水中ポンプや巨大なワイヤー等、4トンコンテナ4台分の海底ゴミを回収することができました。
今後もこのような活動によって、大切な博多湾の環境を守っていきます!