■アワビ
[主な漁法]
採貝、潜水器、さし網
[主な漁期]
12月~10月
[漁獲の多い漁港]
玄界島、弘、藍島、大島、脇浦、地島、芥屋、岩屋、神湊、姫島
アワビの仲間は玄海に3種類いますが、最も獲れているのはクロアワビです。
これを増やすため、県栽培漁業センターで稚貝を生産し、漁業者が中間育成をして各磯で放流しています。
禁漁期を設けて資源管理をしています。
刺身などで生で食べるほか、酒蒸しなどの調理をして食べる高級品です。
■サザエ
[主な漁法]
採貝、さし網、潜水器
[主な漁期]
12月~10月
[漁獲の多い漁港]
玄界島、藍島、鐘崎、神湊、地島、馬島、脇浦、姫島、岩屋、大島
サザエの殻にはつのがありますが、波静かな内海のものはつのが小さかったり、なかったりしており、外海のものはつのが多くなります。
資源を増やすため、福岡県では人工稚貝の量産研究を続けています。
サザエといえば壷焼きが有名ですが、刺身・酢のものなどでも賞味します。
■アサリ
[主な漁法]
桁網、採貝
[主な漁期]
11月~7月
[漁獲の多い漁港]
能古、奈多、箱崎、浜崎今津、平松、長浜、脇浦、馬島
アサリ漁場といえば、博多湾などの干潟や入江でしたが、昭和58年に北九州の響灘、関門で水深5~10メートルの所で漁場が発見されました。
今では漁業者が自主的に規制して、資源管理を行い、大事に漁獲しています。
調理が簡単なことから近年は消費が伸びています。
みそ汁・チャウダー・バター焼などにします。
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■ウニ
[主な漁法]
かご、2そうごち網、まき網
[主な漁期]
6月~8月、11月~3月
[漁獲の多い漁港]
玄界島、西浦、唐泊、志賀島、鐘崎、船越、相島、岐志新町、津屋崎、脇田
玄海で獲れているウニにはアカウニ、バフンウニ、ムラサキウニの3種類ありますが、漁期は、種類により夏、冬の2回あります。
近年アカウニは生ウニの高級品として需要が伸びています。
そのため県栽培漁業センターで稚ウニ百万個をつくり、磯に放流して生産に努めています。